アウディ HALDEX
他工場よりご依頼のQ3
メーターにトラクション警告点灯です
診断の結果4WDシステム異常
4WDシステムはハルデックス製なので
ハルデックスシステムとも言います
リヤデフに付く
ハルデックスモジュール
これが
ハルデックスカップリングモーターです
もちろん
専用フルードを使用します
5万KMですが汚れはあります
鉄粉もひどいかな・・
修理後は
カップリングポンプの制御と
ロックの%を確認し
正常復帰です
BMW 1B5302
BMW 1シリーズF20です
他工場で診断してもらった所
20個以上のエラーが出てたって・・・
早速 診断してみましょう
多数のエラーの関連性を調べ
過去故障と現在故障を切り分けます
1B5302のコードだけが消去できません
たどりついたのが これ
インテグレートサプライモジュール
エンジンコンピュータ(DME)に
電源を供給したりするユニットです
非分解の内部を見て見ましょう
やはり・・・
DMEのコネクターを外し
それぞれの回路を読みます・・
1つ1つ 各端子の抵抗値を計測します・・
ありました!
ショートしているであろう箇所が!!
B20端子とボディアース間で5Ωが出ています
DMEでコネクターは抜いてあるので
回路は成立していないはずです。
B5端子とボディアース間でも1Ωが出ているので
B20端子からY10.116の2番から
回路を通り1番の部分でショートしているって事です。
Y10.116は オイルポンプソレノイド
オイルパンの内部です・・・
オイルパンをずらし・・・関節技です(笑)
ソレノイドを外し、単体でもショートしてる
分解してみると、コイルの絶縁体で導通してます!
絶縁体とボディの、わずかな「遊び」が
振動により、こうなったのでしょう・・・。
交換後はすべて解決 正常復帰です
ジムニーJB23W変速不良
JB23Wのジムニーです
走行していると
勝手に交互に4速と3速をくりかえします
これは乗りづらいです・・
ミッションの変速に関係する項目の
データーをモニタリングします
ミッション側で見てみます
あくまで、アクセルは一定で、
ゆっくりスタート、ふんわりブレーキです。
65kmのスピードで
シフトは4速
スロットルは一定です
すると勝手に3速に入りました・・・
スロットル開度の波形が暴れているのがわかりますね~
信号が赤になり減速し、
6分51秒から6分58秒までの
7秒間停止後、アクセル踏んで発進。
しばらく走行すると約10秒間、
波形が暴れだしました!!
エンジン回転数にも影響が出ているようです。
アクセルペダルは一定で、スロットルも変動していないはず・・・
スロットルセンサーの内部抵抗値が熱変動しているようです。
スロットルポジションセンサーを交換し、
各部清掃、センサー電圧を0.8V位置に調整。
同じように走行テストの実施。
どうです、 スロットル開度の波形と
スロットル電圧の波形、車速のスピード波形
すべてきれいにそろいました・・・
ジャガーXJ8 エアサス
XJ8です
エアサスのシステム診断でご入庫です
一晩、駐車していると
前輪がべったりになります。
診断をしてみると
レベリング合理性エラーとのこと・・
エアサスのどこからか、エアリークが発生し
車高が下がって傾きそうなので、それに合わせて
水平をたもつために調整したが、下がりすぎて
危険だよって・・・
エアリークの場所・・・
経験上、ある程度は絞り込めますが、
過去にベンツのエアサスで、長いエア配管の途中
ボディフレームのわずかなバリにこすれ
3日目に車高がわずかに下がるって、難儀したケース
「何でこんな所で!」って事があるんですよね・・・
相手は空気・・・
戦うツールは水と石鹸水と聴診器!
と、経験と勘!(笑)
さっそく点検します。
トランク下部の
バルブブロックの点検です。
問題はなさそう・・
フロントのサスペンションも現状じゃわかりません・・
音で診断します
聴診器
物の振動を増幅して、その空気振動を耳で判断します。
が、
今回は先端を外し、
直接、音=イコール 空気振動を耳で感じ取ります。
わずかな音の変化を、集中して聞き取ります・・
こんな感じで・・
すると・・・!
わずかに空気が動く「シューッ・・・」
ってかすかな音が聞こえます!
よくある、フロントのエアサスベローズからの
エアリークで間違いないでしょう・・
部品が国内に無い・・・本国手配らしいのですが、
新型コロナ変異型・・
イギリスは今、ロックダウン・・・・
アウディA1エンジン始動せず
アウディA1です
エンジンが始動しません・・・
セルもスタートボタンで0.5秒も回りません・・
ん!
ん・・・
メーターに、エンジンチェックランプが無い!!
イグニッションオンで点灯していない・・
ストップランプも実際、点灯していない!!
だからセルが0.5秒・・・
配線図と、にらめっこ・・・。
パワーサプライユニット・・
これを中心に電源管理をチェックします。
モジュールから
どう入ってどう出て行く?
1つひとつ、地道に点検していきます。
最近は、電圧で色が変わるLEDとブザー音の
検電テスターピンがお気に入りです。
リレーか・・・・
シトロエンDS4 オーバーヒート
シトロエンのDS4です
オーバーヒートしました・・
ラジエターファンが回らなかったんです・・
ファンの回転を制御する部分の故障でした。
ファンの回転数を落とす回路はあるのに
オーバーヒートを検知して
ファンを強制的に回す
2次的なフェイルセーフ回路は無いのか・・・
お客様と、 ご相談・・
分解します!
ヘッドを外す前に現状を確認します。
タイミングチェーンの伸びが確認できます。
部品は結構な数になります。
インテークバルブもこの状態・・・・・
直噴エンジンの宿命か・・・
清掃したらこの状態!
ヘッドに組みつけていきます
こんなかんじで・・・
5ミリくらいのバルブコッタを飛ばすと・・
それはもう大騒ぎです・・(笑)
ワ~ワ~と
みんなを巻き込んで大捜索さ~!
タイミングチェーンも新品に
バルブタイミングもバッチリです!
シトロエンC5とミニR56の水温上昇
こちらはシトロエンC5です
水温が異常に上昇し、
オーバーヒート寸前です。
じつは この2台隣のリフトで
BMWミニのR56で
同じような症状で分解中です。
2台とも原因はサーモスタット。
エンジンは同じ・・・
じゃ、サーモユニットは?
ぱっと見・・・
並べると
同じ・・
ん~~・・・
へ~~
わざわざ・・・
微妙に違う
違う国のプライドか(笑)
ルノーカングー
カングーです
メーターをよ~く見ると・・
リヤフォグランプの表示が・・
薄~く点灯しています。
ブレーキペダルを踏むと一瞬 薄く点灯
その時ウィンカー操作すると
交互の点灯します
実際リヤフォグ部に
電圧供給あるかを確認
薄く点灯時に1.8~2.5Vがドロップしてます。
ストップのバルブを外すと電圧も無くなる事から
アース回路の不良とすぐにわかりますね・・
コネクター部分に問題がありますが
バルブプレートから回路修正したほうが確実でした。
アウディエア吸い 不調その2・・
こちらもアウディの不調です・・
続くなー
同じようにぶるぶる振動
たまにエンスト・・・・
チェックランプ点灯
いつものセパレータだろうな・・・
んーーー違う・・・
口で吸って、エンジン内部の気密を確認すると
なんか通気がいつもより多い・・・
(エンジンのブローバイポートから 吸込むと
基本、通気はないはずで、
その状態でオイルキャップを開けると
おもいっきり通気します)
混合気補正の数値も50%にせまろうという異常値!
下回りをみると大量のオイル漏れ・・・・
これは・・
そう、エンジンのクランクシャフトリヤオイルシール
の抜けじゃないのか!!
クアトロのミッションを降ろし
ドライブプレートを外すと
リヤオイルシールです
あーやっぱり
見事に外れてる・・・
エンジン内部の気密がここから崩れ
ミッション部からエアの吸い込みが発生し
エンジン不調になりました・・
よりによって・・
なんでここよ~(笑)
いつもより・・重い重いミッションでした・・
アウディ不調
アウディの不調です。
アイドリングでぶるぶる震えます。
エンジンチェックランプも点灯
ガスが薄いって事。
混合気補正の数値も30%まで上昇しており
燃焼室前でエアの吸い込みがあるって事です。
ブローバイポートから口で吸って、
エンジンの気密を確認すると、
まあこんなものかな・・
じゃ、これ!
ブローバイガスのオイルを分離するセパレーターです
よーく壊れます・・・
ヘッド後部のバキュームポンプの本体継目から
エンジンオイルの漏れもひどいので交換です
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