NSX

NSXです




タイミングベルトの交換と
ツインクラッチの交換作業です





今回はオイル漏れもひどい為
エンジンとミッションも降ろします









こんな感じ






ん、


これは・・・



NSXあるある

パルスセンサーです。


うわ~ 



こんな状態でもちゃんと働いています

交換しましょう







ウォーターポンプも漏れてますね~

NSX 続き

続きです



ツインクラッチ
部品はクラッチセットとなりフライホイルも一緒です


セットなので安心・・じゃない。
プルオフのレリーズベアリングは別売りでした・・
                  抜けてた・・


ディスクが2枚なのでスプラインが一致していなと
           ミッションが入りません。

規定トルクで締め付けたら
ミッドプレートのイニシャライズを忘れず実施。






各カムシャフトのタイミング合わせですが


4本のカムシャフトホルダーにピンホールがあり


このように入ればTDCです








カムプーリーでもぴたり一致










ウォーターポンプ  形状変更なってました









取付後はこんな感じ







接続先があるのかメーカーに確認しました



垂れ流すのか

アウディTT 幌修理

8NのTTです

●エアコン吹出し口から
 大量のスポンジが吹き出てきます。

●ルーフの幌につく、バックガラスの取付部分が
  すきまだらけで外から室内がまる見えです。
  雨が降ったら大変な事に・・・


まずはスポンジについて


ここまで分解し






ケースの中にある切替の扉・・








ボロボロ・・・



新たにスポンジシートなどで扉を作成






そして、幌のガラス部分は


古く剥がれた接着成分をうまく取り除き



きれいに補修



どうです!



BMW F11 エアサス

F11 5シリーズのツーリングです

いつもご入庫
  ありがとうございます。
おじいちゃんになられたそうで・・
  おめでとうございます! 笑!

さて、問題は、
しばらく駐車していると
 リヤの車高が落ちてしまうそうです。



2日様子を見ましたが
 確かに左右差がありましたが下がっています






エアサスコンプレッサー
     バルブブロック 
      左右ベローズ(風船)
          配管チューブ

以上を点検します





まずはバルブブロック


ん、


いきなりビンゴ!



赤の左配管チューブ部分です

 ここにはゴムの0リングがありますが
  交換してもわずかに漏れてきます・・







右はベローズを外し






 伸ばして石鹸水で確認します


折りたたまって隠れている部分

どうです・・

3箇所 みえるでしょ・・・

JEEPコンパス

コンパスです


メーターに「かみなり」のような
赤い警告灯がついたとの事






調べてみるとやはり電子スロットルです


JEEP
パトリオットでも多い修理です




で、


対策品のスロットルです





配線の加工が必要です


英語の説明書と
配線の色記号と番号を確認しながら
  組上げていきます。


配線色の記号ですが

生産国によってばらばらです


統一できないものかね~



DB  
 DG  
  GY 
   GN

    これ、何色の配線かわかります?

アウディオイルもれ&冷却水もれ

エンジンオイルとクーラントのもれ









始まりは冷却水のタンクが減ってしまう。










どこから漏れているのか確認



カムシャフト後部から
ベルト駆動でウォーターポンプが回ります。


駆動ベルトのカバーを外すと

水滴が・・



よーく見ると駆動ギヤの根元に・・

オイル?・・








外すとこんな感じ
ベルト駆動部のシャフトシールからオイルもれ
 と、ウォーターポンプのガスケットから       
           クーラントもれ・・

シャフトのオイルシール、
”紙”のような薄いシールなので、特殊工具が必要です。
考えれば自作できますけどね。

パサート エンスト

パサートです



1.4リッターのCAXエンジンです



走行中にエンストしてしまうそうです


 でもすぐに再始動は可能です・・・


ターボも効いていないようで

 まったりと加速していきます・・





早速 診断の開始・・・






診断の結果は
   クランクセンサーのあてはまらない信号


 断線でもなく ショートでもなく
  あてはまらない信号ですか・・

   この時点で難儀しそうです。


ターボの制御系統が2つメモリーされてます
    エンスト案件と関係があるのか・・

いつものように

 配線図とにらめっこです




エンストとターボ制御



 配線上はダイレクトに
  エンジンコンピューターにつながり


   コンピューターで制御します




  コンピューターを確認します



  ・・・・・・




 水の混入です・・・・






端子も腐食して、数本 欠落してます・・・










基盤まで影響がいってます。







パサート 続き

パサートの
エンジンコンピューターへの水浸入

コンピュータの上には雨水防止の
  カバーがちゃんと取り付いています・・

じゃ  なんで? どこから?

よく調べてみました

水温センサーのコネクターが・・







よーく色を確認すると

うっすらピンク色か?



端子から染み出てきます!

アウディ  HALDEX

他工場よりご依頼のQ3



メーターにトラクション警告点灯です



診断の結果4WDシステム異常


4WDシステムはハルデックス製なので
ハルデックスシステムとも言います












リヤデフに付く
ハルデックスモジュール






これが
ハルデックスカップリングモーターです








もちろん
専用フルードを使用します





5万KMですが汚れはあります







鉄粉もひどいかな・・





修理後は


カップリングポンプの制御と
ロックの%を確認し
正常復帰です

BMW 1B5302

BMW 1シリーズF20です








他工場で診断してもらった所
20個以上のエラーが出てたって・・・
 

早速 診断してみましょう


多数のエラーの関連性を調べ
過去故障と現在故障を切り分けます


1B5302のコードだけが消去できません


たどりついたのが これ

インテグレートサプライモジュール


エンジンコンピュータ(DME)に
電源を供給したりするユニットです




非分解の内部を見て見ましょう








やはり・・・









DMEのコネクターを外し




それぞれの回路を読みます・・



1つ1つ 各端子の抵抗値を計測します・・


 ありました!


ショートしているであろう箇所が!!

B20端子とボディアース間で5Ωが出ています
DMEでコネクターは抜いてあるので
回路は成立していないはずです。

B5端子とボディアース間でも1Ωが出ているので
B20端子からY10.116の2番から
回路を通り1番の部分でショートしているって事です。

Y10.116は オイルポンプソレノイド
オイルパンの内部です・・・




オイルパンをずらし・・・関節技です(笑)








ソレノイドを外し、単体でもショートしてる






分解してみると、コイルの絶縁体で導通してます!






絶縁体とボディの、わずかな「遊び」が


振動により、こうなったのでしょう・・・。

交換後はすべて解決 正常復帰です

ジムニーJB23W変速不良

JB23Wのジムニーです


走行していると
 勝手に交互に4速と3速をくりかえします


これは乗りづらいです・・


ミッションの変速に関係する項目の
   データーをモニタリングします

ミッション側で見てみます


あくまで、アクセルは一定で、
ゆっくりスタート、ふんわりブレーキです。

65kmのスピードで
シフトは4速
スロットルは一定です
 すると勝手に3速に入りました・・・

スロットル開度の波形が暴れているのがわかりますね~




信号が赤になり減速し、
6分51秒から6分58秒までの
   7秒間停止後、アクセル踏んで発進。







しばらく走行すると約10秒間、
     波形が暴れだしました!!
  エンジン回転数にも影響が出ているようです。






アクセルペダルは一定で、スロットルも変動していないはず・・・





スロットルセンサーの内部抵抗値が熱変動しているようです。

スロットルポジションセンサーを交換し、
各部清掃、センサー電圧を0.8V位置に調整。
同じように走行テストの実施。

どうです、 スロットル開度の波形と
  スロットル電圧の波形、車速のスピード波形
すべてきれいにそろいました・・・



ジャガーXJ8 エアサス

XJ8です

エアサスのシステム診断でご入庫です







一晩、駐車していると

      前輪がべったりになります。







診断をしてみると
 レベリング合理性エラーとのこと・・

エアサスのどこからか、エアリークが発生し
車高が下がって傾きそうなので、それに合わせて
水平をたもつために調整したが、下がりすぎて
危険だよって・・・

エアリークの場所・・・

経験上、ある程度は絞り込めますが、
過去にベンツのエアサスで、長いエア配管の途中
ボディフレームのわずかなバリにこすれ
3日目に車高がわずかに下がるって、難儀したケース
「何でこんな所で!」って事があるんですよね・・・

相手は空気・・・

戦うツールは水と石鹸水と聴診器! 
        と、経験と勘!(笑)
さっそく点検します。

トランク下部の
バルブブロックの点検です。

問題はなさそう・・


フロントのサスペンションも現状じゃわかりません・・







音で診断します





聴診器




物の振動を増幅して、その空気振動を耳で判断します。

     が、



今回は先端を外し、

直接、音=イコール 空気振動を耳で感じ取ります。



わずかな音の変化を、集中して聞き取ります・・




こんな感じで・・


 すると・・・!


 わずかに空気が動く「シューッ・・・」    
ってかすかな音が聞こえます!
  
よくある、フロントのエアサスベローズからの
 エアリークで間違いないでしょう・・

部品が国内に無い・・・本国手配らしいのですが、
新型コロナ変異型・・
イギリスは今、ロックダウン・・・・

アウディA1エンジン始動せず

アウディA1です


エンジンが始動しません・・・

セルもスタートボタンで0.5秒も回りません・・


ん!


ん・・・


メーターに、エンジンチェックランプが無い!!

イグニッションオンで点灯していない・・


ストップランプも実際、点灯していない!!
だからセルが0.5秒・・・




配線図と、にらめっこ・・・。




パワーサプライユニット・・



これを中心に電源管理をチェックします。





モジュールから

どう入ってどう出て行く?




1つひとつ、地道に点検していきます。

 最近は、電圧で色が変わるLEDとブザー音の
    検電テスターピンがお気に入りです。








リレーか・・・・

シトロエンDS4 オーバーヒート

シトロエンのDS4です

オーバーヒートしました・・

ラジエターファンが回らなかったんです・・


ファンの回転を制御する部分の故障でした。

ファンの回転数を落とす回路はあるのに
オーバーヒートを検知して
ファンを強制的に回す
2次的なフェイルセーフ回路は無いのか・・・

お客様と、 ご相談・・





分解します!




ヘッドを外す前に現状を確認します。



タイミングチェーンの伸びが確認できます。








部品は結構な数になります。









インテークバルブもこの状態・・・・・












      直噴エンジンの宿命か・・・







清掃したらこの状態!










ヘッドに組みつけていきます

こんなかんじで・・・

5ミリくらいのバルブコッタを飛ばすと・・
  それはもう大騒ぎです・・(笑)
  ワ~ワ~と
  みんなを巻き込んで大捜索さ~!

 







タイミングチェーンも新品に






バルブタイミングもバッチリです!


シトロエンC5とミニR56の水温上昇

こちらはシトロエンC5です

水温が異常に上昇し、
   オーバーヒート寸前です。

じつは この2台隣のリフトで
 BMWミニのR56で
  同じような症状で分解中です。


2台とも原因はサーモスタット。


エンジンは同じ・・・

じゃ、サーモユニットは?

ぱっと見・・・

並べると

同じ・・


ん~~・・・















へ~~







わざわざ・・・



微妙に違う

違う国のプライドか(笑)

ルノーカングー

カングーです








メーターをよ~く見ると・・







リヤフォグランプの表示が・・

薄~く点灯しています。


ブレーキペダルを踏むと一瞬 薄く点灯

その時ウィンカー操作すると
交互の点灯します







実際リヤフォグ部に
     電圧供給あるかを確認




薄く点灯時に1.8~2.5Vがドロップしてます。



ストップのバルブを外すと電圧も無くなる事から

アース回路の不良とすぐにわかりますね・・



コネクター部分に問題がありますが

バルブプレートから回路修正したほうが確実でした。


アウディエア吸い 不調その2・・

こちらもアウディの不調です・・

続くなー



同じようにぶるぶる振動
          たまにエンスト・・・・

チェックランプ点灯




いつものセパレータだろうな・・・

んーーー違う・・・

口で吸って、エンジン内部の気密を確認すると
  なんか通気がいつもより多い・・・
(エンジンのブローバイポートから 吸込むと
基本、通気はないはずで、
その状態でオイルキャップを開けると
          おもいっきり通気します)
混合気補正の数値も50%にせまろうという異常値!





下回りをみると大量のオイル漏れ・・・・

これは・・




そう、エンジンのクランクシャフトリヤオイルシール
           の抜けじゃないのか!!



クアトロのミッションを降ろし





ドライブプレートを外すと









リヤオイルシールです






あーやっぱり

見事に外れてる・・・



エンジン内部の気密がここから崩れ

 ミッション部からエアの吸い込みが発生し
  エンジン不調になりました・・

よりによって・・
     なんでここよ~(笑)


いつもより・・重い重いミッションでした・・



アウディ不調

アウディの不調です。



アイドリングでぶるぶる震えます。




エンジンチェックランプも点灯

ガスが薄いって事。


混合気補正の数値も30%まで上昇しており

燃焼室前でエアの吸い込みがあるって事です。

ブローバイポートから口で吸って、
エンジンの気密を確認すると、
まあこんなものかな・・

じゃ、これ!





ブローバイガスのオイルを分離するセパレーターです



よーく壊れます・・・







ヘッド後部のバキュームポンプの本体継目から
エンジンオイルの漏れもひどいので交換です

ハコスカ 車検



ハコスカの車検です
















ファンネルじゃなく
 エアクリーナー、
  ちゃんと付いています・・





ソレックスからウェバーに交換した車です


タコメーターが動かない・・
修理です・










ウェバーのセッティングで終了です

アウディ エンスト

8E アウディA4です


停車中、

突然エンジンが止まってしまうそうです




入庫してから
様子をみていますが
 症状はでません・・・



さっそく診断開始



エンジンスピードセンダーシグナルの
  故障履歴があります。



現在は正常です  が、

  確認しましょう!


スピードセンダーを取り外します







抵抗値を測定します
 基準値は 450Ωから1.2KΩです




もはや958Ω・・・・・


ドライヤーにて
エンジン温間時を再現します





どんどん 抵抗値が上がっていきます

最大基準値の
1.2KΩを順調にオーバーし2.3KΩまで上昇・・

そして、

86度になった瞬間に 断線状態・・・・

  直後にまた抵抗値が復活・・


このままだと
 途中エンストし、
  センダー温度が下がるまで10分くらい
   エンジンが始動しなくなるのが見えてます。

センダー交換です。

BMW E60 セル回らない

BMW E60です

セルが回らずエンジンが始動しません。

他の工場様からレッカー搬入されました。

いつものセルモーターかな~
  いや、違うな・・・

症状を確認しますと、




メーターにはこんな警告・・DSCと・・








エアバックも・・





シフトポジションも表示なし・・










iドライブのモニターもブラックアウト・・・


もちろんエアコンも表示せず作動もしません。


動くもの、動かないものを
    メモに記帳し、整理します。


早速、配線図から系統を絞り込み

何が正常で何が作動しないかを見極め

切り分けをしていきます。




行きついたのは・・・



これ




単体点検では正常に作動しますが

1分くらい保持すると

熱をもって瞬断しました。

そのまま保持していると
完全に断線状態になってしまいました・・・


内部は・・・・

この状態・・

リレーが熱から攻撃されるのは
コイルか接点ですが、今回は
ケース内部の焼煙痕から、接点が
熱により導通不良になったと推測します

リレーを交換し、ヒューズユニットの基盤にも
       
問題発見の為

交換し、状態を確認すると・・。





シフトポジションも戻ってきて








iドライブのモニターにも表示が帰ってきました。




エンジンも一発始動で正常復帰です。

ベンツDCTフルード交換

W176

DCTフルードの交換です


ATよりもクラッチでつながる
ATのようなものが主流です



エアクリーナーボックスを外し









1つ目のフィルターを交換します









6万キロですが汚れが・・









オイルパン内部のフィルターにも




マグネットに鉄粉がびっちり・・






あとは診断機の出番です


データーモニターで油温を見ながらレベル調整




12メモリーのゲージを準備し


指示油温になったところでゲージが2.5メモリにあるかって聞いてきます




基本調整を実施します


メーターにこんなマークが出ると

体調が悪くなりそうです・・・









学習中はメーターの表示が







Fマークになります。











学習が正常に終了したのを確認しておわりです。

さて、試乗です・・。



BMWミニ R50 エアコン

ミニR50です

エアコンが効きません

まず
ラジエターファンの
低速が回転しません・・

リレーで直結しても反応なし・・

リレーブロックには
 低速ファンリレー
 高速ファンリレー
 コンプレッサーリレー が付いてます

リレーブロック側で
  それぞれの回路の電圧と抵抗値で
   各回路の状況を確認していきます。

結果、高速ファン回路 正常
   低速ファン回路導通なし・・断線・・
   コンプレッサー回路導通なし・・断線・・

まず、ラジエターファンのレジスターを交換し








次にコンプレッサーをこの状態に・・








次はこうして









こうします・・





マグネットクラッチ
ダイオードの特性を点検・・正常です









表にある、サーマルプロテクター
   187度 温度ヒューズです。

         断線してます・・・


  手持ちの抵抗から、足を拝借し・・・・







    このようにジョイントします。



 ふたたびリレーボックスに戻り
  各回路の点検

  高速ファンリレー直結   作動!
  低速ファンリレー直結   作動!
  コンプレッサーリレー抵抗値  出ました。

  マグネットクラッチの抵抗値です。
 直結すると、エンジン下のコンプレッサーから
     カチカチとクラッチがつながる音がします。

エンジンを始動し・・ エアコン作動です。

 187度の温度ヒューズ・・
一応 安全の為、150度くらいのヒューズは後に取付しましょうか
  




ディフェンダー

110ディフェンダーのTD5です

エンジンが黒煙多量で
   吹け上がりません


まもなくエンストし

 現在エンジン始動しません・・


診断機でデータを見ようとすると

  通信不可能・・ 
      つながりません・・


シート下のエンジンECUを確認
















ん!












ん!







エンジンオイルだらけです・・


毛細管現象で伝わってきたようです・・・・


























原因はインジェクターハーネス




ここから毛細管現象のスタートです・・・



ハーネス交換
ガスケット&前後カムカバー交換




いい感じです




アルファロメオ159

アルファロメオの159


  2.2 JTSです。



右の運転席ドアを閉めても「開いてるよ」ってメッセージ



これじゃドアロックもならないし、



ミッションのセレスピード制御にも影響がでますね。


診断機でデーターモニターを確認します。
ドアコントロールモジュール項目の実測モニターでは
   
  ドアの下にあるランプの点灯状況しか
      開閉の関連性がわかりません。
ミッションのセレスピードの項目で
データーモニターを確認します。
ここには運転席ドアの開閉状況がモニターできます。
どうです・・
   開けても閉めても「開いてるよ」・・

ドアコントロールモジュールで入出力を確認すると

行きの信号は出ているようす。
戻りの信号も来ていることから、開けると導通。
閉めると断線状態になる回路のようです。
常時導通の為にメーターに「開いてるよ」って・・





配線を1本はずし、断線状態にすると
正常に作動し、ドアロックも正常復帰です。








よし、これでロック部分の不良です。さあ分解!(笑)


ロックを取り外し






分解していきます・・



分解前に各端子の状況を
ロック時 アンロック時 ハンドル開閉での導通を読み
回路を組み立てていきます。

内部に直列状態のマイクロスイッチがありました。

その内1つが常時導通・・・
               これか・・・



データーモニターを確認します。
           修理で完治です。






正常復帰したものの、
ロック時に点灯するはずのイモビ警告灯が反応していません。


「今度は何よ~~」って微笑む自分がいます・・・(笑)


警告灯を取り外し

入力点検します




ん、電圧は来るな~・・・・

よし、分解だ!・・・




裏の基盤にアクセスし・・・・・






ん・・・

  これか・・・






修理して組付け、作動確認。

正常復帰です。




セレスピードの油圧の状態をもう一度確認して終了です。



BMW F11 車検です

これから車検のF11


ライト周りの点検で

ハイマウントストップが・・




LEDが集合して1つのランプとして機能します


1つでも欠けてしまうと1つの灯火装置の機能としては
                     NGです。


ルーフエンドスポイラーごとの交換です!


LEDの部分だけ出てれば・・


金額が・・・

W124  4マチック修理

W124 Eクラスの4マチック警告灯点灯です



いまだに人気があり、硬めのシートと
 大きめのステアリングホイールが私も好きです!



大切に乗られているオーナー様が多く、外装もきれい。


ほんとに大切にしてるんだな~と、感心します。






さて、症状は、

4マチックの警告灯が点灯です。
  もちろん4WDにはなっていません。



ECUとの通信も出来ません。






まず一番怪しいOVP(オーバーボルテージプロテクション)を
点検します。

2個ヒューズの対策品が付いていますが
   やはり基盤がNGでした(笑) 修理します。



が、
症状は変わりません・・・・

じゃ・・







4マチックECUのコネクターから
 入出力の信号等を1つずつ点検して行きます。





結果、ECU内部の不良でした・・修理します・・

で、

みごと警告ランプは消えたものの、
  1秒間隔で点滅するようになりました・・

  フォルトコードは正常を出力です



 しかも・・フロア床下からコン・コン・と同期して音もでます。



油圧スイッチの信号と床下の音との同期点検を実施すると
ぴたり一致。 油圧の保持ができないようです。

アキュームレーターを交換し、

フロントデフとセンターデフ、リヤデフと
それぞれデフロックのハイドロフルードの
      エア抜きを実施します。



これ、リヤデフ。










4マチック正常復帰です。


が、、

右のフォグランプが薄くしか点灯しません!

左のフォグバルブと入替えても同じ・・

元の供給電圧が低いようです。
たどって行くと、
ライトコントロールモジュール・・

基盤のクラックです。











拡大するとこんな感じ・・・









よし! 試乗に行ってみましょう!


W207オイルクーラー

W207です。



顔は212のEクラス




クーペもいいですねー。



エンジンオイル漏れです
  クーラントも漏れているようです




原因はこれ。
オイルエレメントハウジングです。






内部にオイルクーラーが入っています

ガスケットシールの劣化ですね









よく劣化して交換するシールプレートではなく

 今回は樹脂製のハウジング側シール劣化でした






このガスケットプレートだけなら
       そんなに高価じゃないのに・・・








場所は奥のここ・・



んー






インマニ外したついでに清掃。

樹脂側とプレート、
   プレートとガスケットプレート


それぞれにシールがあります


二度手間と今後を考えれば、一緒に交換しましょう。

e-4WD

ノートNE11 日立製システム
e-4WDです

4WDの警告灯が異常点灯します。
 エンジンよりコトコト音もします。





故障コードはC1259
  4WDアクチェータ異常6 
 ジェネレーター非作動時の異常高電圧


4WD制御のない時でも
ジェネレーターの電圧が高いって事です。

実際は・・
  アイドリングで20V!!
   回転を上げるとなんと51Vまで出力します!! 

その分、負荷もかかるので
      ベルトが悲鳴をあげて異音発生です。



ファイネスで故障チャートの確認

ジェネレーターと4WDコンピュータ間の配線に
 問題があればジェネレーター交換とのこと・・・
                   何で・・?

  配線に問題があれば配線修理でしょ!


同じシステムで

マーチの13系で同じコードを確認すると
ジェネレーターと4WDコンピュータ間の配線に
 問題がなければ4WDコンピュータ交換とのこと
      言いたい事はわかりますが・・何で・・?



じゃ、

マツダのデミオで資料を見ると おー見やすい!

でもフローチャートではなく、
 推定原因が記載してあるだけ。
 

ジェネレーターのコネクターを外し
単体で回転させると、
    出力はないはずなのに51Vが出る!


ジェネレーター本体異常でしょ・・これは・・








後輪のモーターを制御できない








エンジン下から覗いてみる








これがジェネレーター








重いです・・・!

知恵の輪で筋肉痛になりながら交換・・







交換後は制御%に対し

 出力電圧も正常復帰です。


エクスプローラー

ミスファイヤです

皆さん、V型エンジンの3気筒目って、
 場所はどこか悩みませんか・・?(笑)

片側バンクの右前から後ろに真っすぐ
        1、2、3、4ってやつもあれば、

右側バンクの前から左側バンクの前へ交互に
        1、2、3、4ってやつもあります。


ドイツ車とアメ車でも違いますよね・・


V型エンジンのミスファイヤは
  まずそこから判断します・・(笑)












データーモニターで確認すると
  7番のミスファイヤです



隣のイグニッションコイルと入れ替えると
  そこがミスファイヤと確認できるので
原因はイグニッションコイルです




正常復帰です




データーを確認する事で無駄な作業せずに
           確実に判定できます。

アウディQ5 クーラント漏れ

冷却水の不足とのメッセージ






クーラントタンクが2日で空になっていきます。







んーーー



エンジンルームの上から眺めても見えません。



下から覗いてみると、これか・・









ベルト駆動のウォーターポンプ


電気式のサーモスタット

高いです。


エンジンが縦置きだから、他のアウディに
  比べれば気が楽です。

ボルトが1つ逆ネジなのでご注意を。


キャンピングカー車内電装品動かない

キャンピングカー
   モーターホーム プレジャーウェイの
           2000年ダッジです

車内電装品が突然動かなくなったとの事

 天井エアコン
   電子レンジ
    コーヒーメーカー
     冷蔵庫     等・・

これは100V電源の問題と思われるので
  外部100Vを取入れて点検します


車内へのドアを開け

 正面の洋服をいれるクローゼットの下


 ここにブレーカーボックスがあります





天井エアコンは電源すら入らず。




メインパネルを開けて点検します


日本は単相100Vですが
このモーターホームはアメリカ製


 回路をよく見ると3相230V仕様から
   100V仕様へ変圧しているようです。






具体的な回路図はこんなもの・・・





とにかく、
 どのような系統で
   室内配線が走っているのか確認します。



   




ロータスエリーゼ エアコン効かない

ロータスエリーゼ エアコンが効きません。


これは目立ちますよね。






乗り降りも大変で、体型によって
  乗る人も限られます(笑)




リフトアップ







いつものようにフェアリングを取り外し

(いつ見ても、でっかいミニ四駆・・)



エアコン配管は右サイドロッカー内部です







低圧パイプのスポンジをめくると・・





ご覧の通り蛍光剤がみえます・・・



このパイプ、交換するには
  ボディーを切開する必要があります

部品も本国欠品・・・


じゃ、作ろう!
   いつものように!


漏れてるパイプを分割して抜き出し

前後の接続部分をよーく観察






寸法を測ってホースジョイントを作成しました



どうです?

きれいでしょ!

ボディーを切開しないで
      パイプを通すのは不可能。
じゃ、
パイプじゃなく、耐圧ホースを準備。


ボディーサイドロッカーパネルの前後を
ひもで通し、
それを案内にホースを引き込みます。



接続もばっちり!

 取り回しに注意して固定します

低圧ホースの為、ボデーに接触すると
  冷えてボデーのそこの部分だけ
    水滴だらけになります・・・(笑)


ガス漏れチェック




完成です。快適なドライブを!

BMW750ロング 時々始動しない

BMW E66です


時々エンジンが始動しないという事です
      

症状が出ず、
困った同業者様からのご依頼です。

問診の結果、
時々セルが回らない事が判明しました。
 スタートボタンを押しても
何の音もしないとの事


確かに何回やっても再現せず
         症状が出ません。



音もしないという事から、
電気的な制御部位を
   配線図から探っていきます。


スタートロックアウトユニットに
          たどり着きます




目視では異常無いようですが・・・・





置いたヒューズと比較して

   リレーが小さい







ん、








リレー下流の基盤ハンダに・・・




これか・・






それにしても、なぜBMWの
  フードショックは・・・・


フィアット500 エアバック点灯


フィアット500

エアバックランプが消えません
巡り巡ってご入庫です。

ボッシュのKTSで診断すると
「8127 不明な故障」
KTSあるあるです・・・。
Gスキャンでは
「B0127 修理書参照」
AUTEL MAXISYSでは
 何とエアバック該当なし!
どうしようか?・・
でもどこかに異常があるのは確かなので
実測値を確認しよう。

データーを見ていくと、あれ?

これといって異常は無いような・・

なんで点く?

シートベルトのバックルも「カチャッ」と入れると

電流値が変化し、
コンピューターはちゃんと認識しています。
ん?
エアバックECUでは
メーターの警告灯をオフさせてる!
運転席系統のエアバックは正常と判断してる。
じゃ、助手席は?・・オン!
助手席系統に問題あり。 どこだ!
実測データー上は問題無し・・
そういえば、ヒーターパネルに付く
助手席エアバックのインジケーター点かない
もしかして、これ?

ビンゴ! このスイッチ内部で基盤不良。
警告灯のLEDが点灯しない。
基盤修理後、正常復帰です。


配線の取り回しがきつく、
引っ張られ気味で基盤に無理な力が・・

配線位置も変更し
イグニッションオンで3秒点灯しその後消灯

メーターの警告も正常です。

診断機のデーターモニターの大切さを実感・・




アルファロメオ セレスピード

アルファロメオ 147 
セレスピードの故障です






オーナーは一人でイタリアに行っちゃう程の
イタリアンな行動力の持ち主です(笑)





信号等で停車するとNレンジにギヤ抜け!!



油圧を作るポンプと
  それを保持するアキュームレーター
   との関係を見てみましょう
上の青いラインがポンプによる油圧です。
  約50バールに上昇させ
  油圧が下がって行き
  約43バールになると
下の赤いラインのリレーがオンになりポンプが作動
  この繰り返しです。
2秒から3秒間隔でポンプが作動しています。
圧力を保持できていないようです。

これがアキュームレーター



新品にくらべて中に深く入っていきます。
内部のダイヤフラムが破れています


頻繁にポンプが作動すると寿命が来ます。

アキュームレーターを交換し
もう一度 関係性のチェックです








約190秒も保持できるようになりました。
ポンプの焼きつきもないようです。

朝、ドアを開けた瞬間に前方より
「ウィーン」と音が聞こえるはずです。
この音の時間を毎日、気にかけると早期発見
早期治療に繋がります。

SLK エアインジェクション

アングルセンサーとタンブルフラップを修理したSLKですが、再入庫です。



また警告が!・・



エアインジェクションの故障・・
しかも左右で拾ってる・・・

タンブルフラップ交換時に左右のダイヤフラム
点検しましたが正常作動でした。
それが同時に壊れるはずは無い。

わりと多い
エアポンプの作動はちゃんとしてる・・

テストします。
水温を70度以上にして

排気温度を400度以上に上げる。


エアポンプを強制的に作動させると

排気ガス空燃費センサーの数値が1.15以上となり

薄くなってると判断するのですが・・・


あれっ・・変化しない・・
しかもエアポンプの音も変。


エアポンプに直接12Vを印加すると
元気よく回ります!
リレーの作動も良し!

でも実測3Vしか供給されていない!


お~


なんだこの抵抗値!!


配線のチェック!




この赤白の配線を点検します。




配線図から追っていく

ここのコネクターから赤白線が走ってる

ん、

多少焼けてる・・・

端っこの端子、色が変でしょ?
ここ。


手直しの後、
もう一度テストをすると、
左右とも1.24と
1.15以上の数値。


これで安心。


SLK アングルセンサー

R171 SLKです。



オープンは爽快だろうな。



気持ちよく走行していると









突然、ESPの警告が!





空気圧モニターも・・・





ステアリング奥にあるアングルセンサーを外します





高価なんですよね・・




これがアングルセンサー







このディスクで角度とスピードをみています








よーく見ると、、! ん!








清掃します

故障コードも消え
しばらく
様子を見てみましょう


エンジンチェックランプも点灯しており
タンブルフラップの故障







壊れるんだよね、ここ・・。





組付け前に
2つのソレノイドバルブの点検をします


バキュームが切り替わるのを確認して完了です



W111 羽ベンツ

通称、羽ベンツがレッカー入庫です。

動くようにして下さい、
   との事で遠くからのご依頼です。




まずはガソリンタンクを覗くと、なにやら?


タンクを取り外し確認してみると

ん!!



過去のガソリン&蓄積物が・・・・・!







燃料計レベルゲージも動かず固着してます・・






キャブレターはソレックス






各部をよーく観察すると、





ひずみ変形が酷くすき間だらけです・・



ここからエアーの吸い込み間違いなし!


キャブレターのミクスチャースクリュー

曲がり変形、段つきです。

過去におもいっきり締めすぎたか・・・


部品はもう無い・・・


じゃ、作っちゃいました!




各部修正し、とりあえず・・・と。

hane

hane

ハコスカ



ハコスカのGTRとGTXが並びました。
どちらもソレックスからウェバーに組替済。

セッティングです。

個人的にはソレックス
 それもミクニさんのやつが大好きです。



ミニ R55

みなさん、
オイルレメントの交換、
ちゃんとしてますか?


エンジン不調で運ばれてきたR55

症状はアイドリングが定まらずに、
勝手に回転が上がり進みだす!怖い・・!

ご存知の通りこのお車には
vanosがあります。

非常に狭いオイル通路を通り

バルブのリフト量を制御します。が、

リフト量をデータで見てると
どうもおかしい・・

ためしにソレノイドバルブを
  外してみました。

な、なんじゃこりゃ・・

紙のような異物が・・

これ、オイルエレメントのフィルターです。

長期間、交換したことないんだな。

こんなになるまで・・



ゴミを取り除くフィルターが
  ゴミになっている・・

これを見ると
交換の必要性、わかりますよね。


単に忘れているのか・

外車というだけでエレメント交換法
 がわからないのでオイルだけで・・とか



大事に乗るなら
心得ている工場に依頼しましょう。



911

ポルシェです


油圧計がすぐに振り切れます


わりと多い修理かな、これ。








結構大変。





手が入れば楽勝なんだけど・・




あれこれ外して



プレッシャースイッチ。

交換です。

ベンツ E63 AMG

ベンツのAMG E63です


エンジン音はそそられます!




マルチディスプレイが突然真っ黒・・

オーディオもナビも無反応



最近、この手のご相談多いです・・・

走行中にTVが見たいとか、

  それが原因90%以上です。

コーディングの問題でもあります。


CAN-BUSコントローラー。

どこにある・・・

そいつを撤去し、正常な状態に戻してから
テスターで診断します。

トランク内部に隠すパターンもありました。


今回はここに・・・

聞いた話ですが
今は、ナビユニットを外して修理に出しても
CAN-BUSコントローラを
取り付けていた事がわかるようで
60万以上の高額見積もりが出る事もあるようです。

VWやアウディは
コンピュータのアップデートが必要となる事が
多々あるのですが、コーディングが原因で
アップデート中に
コンピュータが壊れてしまうことがあるそうです。

ディーラーさんでは問診で確認をして、
後付けのコーディング物はユーザー様で
取り外すか、入庫拒否だそうで。

OBDコネクターに差込むだけのタイプもありますね。

自己責任で取付にはご注意を!

このお車はご覧の通り正常復帰。
ご安心ください。


ジャガーです

今回は純正のCDチェンジャーが
動かないという事でした。




普通、交換の見積もりでしょうが・・・
早速、開けてみましょう(笑)。



今では貴重なジャガー純正チェンジャー



基盤を慎重に外して、


内部の可動部分にフィルムの基盤があります。


これ、


限界だったんでしょう・・
   剥離してます。



モーターのウォームギヤにも削れが・・




やってみましょう!

 ギヤの修復には
 固まるとセメントのようになる接着剤。


  何とか成功です!


作動も正常復帰です。




ディスカバリー

ディスカバリーの足元について

フロントのハブには
上下にボールジョイントがあります

パッと見、同じサイズに見えますが
ブーツの内径・外径 違うんです。

ブーツの破れなんですが
ブーツのみの部品設定はなく
 上下それぞれの
  ボールジョイントの交換になります。
  作業はプレス使ったり大変です・・・が

ガタもなく動きもスムーズ。
ブーツだけの問題なのに、部品がない。

お客様と相談し、
じゃ、探してみました(笑)。

上下のジョイントの寸法を採取。
国産のブーツカタログから数点を
ピックアップ。ありました。800円。

どうですか。バッチリです。

予算も抑えることができました。

ベンツ W126

W126 エンジン不調です。


ミスファイヤーがひどく、
  ガソリン臭いです。



プラグコードが全数、抵抗値が多すぎます。

 ほぼ、断線・・交換です。

機械式インジェクションも調整し、
   いい感じに復活です。



ヒーターブロアモーターからキリキリ音。

   修理しました。

アルファロメオ ジュリエッタ

ジュリエッタのタイミングベルト交換です


最近、アルファロメオが増えた気がします。



いいデザインです。






タイミングベルト交換

一緒にウォーターポンプ交換です。









右足元をすっきりさせ、
  そこからアクセスします。


国産車のように
 親切にベルトの位置マークなどありません。


このような専用のツールを組合わせて
作業します。


エンジン下部
 クランク位置は
  こんな感じで固定します。
















上部カムシャフト位置は
  バキュームポンプを利用します。

  




ベルトのテンショナーも

このくらいずれていました。




正常位置で調整し、

元通り組付けて終了です。




アウディA1 ヒーター効かない


アウディ ヒーターが効きません

吹出し位置も固定のままです。

11月になろうかという、
 めっきり寒くなったこの時期・・
  さぞお困りの事でしょう・・
さて、診断の結果。
B11AC15
 セントラルフラップモーター
ポテンショメーター
       V70内部G112の電気故障

B108B07
 エアリサーキュレーション/
     エアフローフラップモーター
      V113の機械故障


配線図から確認します。

セントラルフラップユニットと
エアフローフラップユニットの故障です。



エアフローフラップユニットはギヤの故障

セントラルフラップユニットは電気故障
ポテンショメーター、つまり
          基盤関係か・・


グローブボックスを外し

センターヒーターケース左側奥に
セントラルフラップユニット


グローブボックス奥のケース左上に
エアフローフラップユニットです。

このユニットは何とか手が入り
   交換できそう・・・・
でも・・

セントラルフラップユニットは

インパネ外し、
エアコンユニット外し、
ヒーターケース分解し、
やっとアクセスするそうです・・

手がキズだらけになりながら
なんとかエアフローフラップユニットの
     交換終了。

ん、セントラルフラップユニットは、
よーく観察すると、端子に部分変色が・・
もしや・・と、室内でさかさまになりながら
端子の補修を格闘してみます。
と、・・みごと復活!



サーボモーターの動きも
最大

最小

スムーズに動きます!

この状態でしばらく様子を見てみましょう。

BMW E66 750Li




750のロングです







後席がひろーい!







左前シートのサイサポート
  太もものスライドが動きません。


スライドリンケージをはずし、

モーター分解




ウォームギヤの白い部分


破損してます・・


スライド部分の交換ですと、高価・・



ギヤの部分の修理です


修理後は


正常作動を確認。


お財布にやさしい修理、がんばります。

BMWアクティブステアリング故障

BMW E60

アクティブステアリングの故障です

インフォメーションに、
大きく故障メッセージが!

612C ハードウェアエラー

右前シートの下にあるユニットを点検です

雨漏れや水滴でコネクターの腐食も
  たまにあります。


でも、今回は問題なし!
 純粋にアクティブステアリング
  ユニットの故障で要交換です・・

予算の関係で、中古品で対応です。
フレームナンバー不一致で、
 中古品は対応できないのですが・・

    普通はね・・



でも、可能なんです。

中古品を取付、プログラミングや、
 各調整を実施、

   入力で完了!

どう!


表示も消えました。



 

ダッジラム 

ラムのピックアップです
フルサイズピックアップはでっかくて迫力!





4WDのランプが消えません。


ミッションのトランスファーにある
切替装置のバキューム関係が原因でした。


ついでにメーターの
イルミネーションの色をブルーに。

見やすくきれいです。
 

BMW E90 

走行中、エンジン出力制限って表示。

スピードが落ち、
   エンジン回転が上がりません!

焦りますよね・・


さっそく診断をしてみると、
燃料高圧ポンプの圧力低下と判明しました。

燃料ポンプは2つあります


ガソリンタンクの中にある
  低圧燃料ポンプからガソリンが送られ

 エンジン回転で動く高圧燃料ポンプが
    そのガソリンの噴射圧力を
      おもいっきり高くします。




その高圧ポンプの圧力不良・・






これが交換したポンプです。

高価です・・・

 

  

R33GTR オーバーヒート

R33 オーバーヒートです 







エンジンルーム奥には手など入らず




ミッションごと降ろします


原因箇所はシリンダヘッド裏 

奥のホールプラグの交換です。









クラッチはプルオフ

ミッションの脱着は45度くらい傾けないと



フロアにぶつかり降ろせません!






エンジンだけの状態で圧力をかけて
  漏れのチェックをします。



サーモスタットを外してみると・・



なんじゃ、これ!







もしや・・

ウォーターポンプを外してみると・・






やはり・・







ブロックの洗浄を行ないます。

冷却水が減るので

市販の漏れ止めを

長期使用していたそうです。



こんな状態になるまで・・

ヒーターはどうしよう・



BMW E39 

エンジン不調です
6気筒のうち1気筒が働いていません。
    片排ってやつです。



イグニッションコイルとボデーアースで、
約1センチ離して飛び火を確認します。
バチバチと強く太いスパークが正常です。
加速時の要求電圧が上がっても、
  失火せず力強い加速をするでしょう。




何番が死んでいるか見てみると


1番が飛び火なしです・・・。







イグニッションコイルか?

点火波形を点検すると
2番のような波形が出ず、
 1番は 平らの波形のままです・・・

エンジンコンピューターから
1番に飛び火しなさいと指示が出ていません。





コンピューター内部の確認です


右側の黒い四角形の部分が
6気筒分の点火用のトランジスタです。

1番用トランジスタのベース反応がありません。

エンジンコンピューターを修理します。


修理後は絶好調です!





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